2018年11月 アーカイブ

2018年11月1日 21時06分15秒 (Thu)

私(工藤健詞)とジュゼッペ・ディ・ステファノとの出会い〔3}

さて、音大生活は授業も出ずレッスンも受けず、
歌う事と学食に行って食べる事だけで早くも6年たってしまいました。
しかし、受賞したコンクールの関係でディ・ステファノの公開講座を受けさせてもらう事になりました。

ディ・ステファノはたっぷり数時間遅れて来ました。
その理由は雨が降ってるから、でした。

受講した曲は「フェドーラ」のAmor ti vieta です。
彼の Amor ti vieta (テバルディと歌ったサンカルロ劇場のフェドーラ)を聞きながら
いつもそっくりそのまま真似していたものでした。

彼に言われた事は
「腹の締めがいい」
「でも開けすぎ(アペルト)だ」という事でした。
そして最後に「髭を剃ってこい」と言われました。
その頃私は90キロありお腹がポッコリ出て髪の毛は長く不精ひげでした。img_20181101-132608.jpg

 

2018年11月1日 20時02分12秒 (Thu)

私(工藤健詞)とジュゼッペ・ディ・ステファノとの出会い〔2}

高校は岐阜県立加納高等学校音楽科に進みました。そして東京から教えに来ていた芸大の先生に
「君はバリトンじゃないよ、テノールだよ」と言われテノールに変わり東京芸大を受験しました。
歌は一番だったのですが、ピアノも弾けずソルフェージュも出来ないのでとうとう入学出来ませんでした。

国立音大に入学した秋、祖母に貰った入学祝金でNHKイタリア歌劇団を見に行きました。
そして日本に初めて来たパヴァロッティに、オペラの最中に舞台に駆け上がって抱きつくという前代未聞の事件を起こしたのでした。
今となっては先見の明があると笑えますが当時は怒られて大変でした。
NHKはその部分のフィルムを捨ててしまったらしいのですが、
パヴァロッティは喜んでくれて再開した時にそのフィルムを捜す様に命令?されたりしました。










 

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